

山や建物、高架道路、電車などの障害物により電波が遮蔽(しゃへい)されることで受信レベルが低下してしまい、良好な受信が困難になることを『遮蔽障害』といいます。


電波は障害物の側面ぶつかると反射します。その反射した電波が、希望波より遅れて受信アンテナに入ってくることにより引き起こる障害が『反射障害』です。

アナログ波の場合は『ゴースト』といわれる残像のようなものが画面に現れます。デジタル波の場合はアナログ波に比べ比較的反射障害が少なくなりますが、ある一定の時間より遅れて反射波が入ってくると受信不可能となってします。

現在、電波を送信する送信局や中継局が各所に点在しています。これらの多方向から飛んでくる電波が希望波と混信を起こし、受信不可能になることを『混信障害』といいます。

アナログ放送の場合は、遮蔽障害などによる受信レベルの低下により画面上にノイズが発生する『スノーノイズ』や、反射波の影響による『ゴースト』などがあります。『スノーノイズ』『ゴースト』とも、障害レベルに比例して症状が悪くなります。

デジタル放送の場合は、画面上にブロック状のノイズが発生する『ブロックノイズ』や、映像が固まってしまう『画面フリーズ』、画面が真っ暗になり受信不可能のメッセージが表示される『ブラックアウト』があります。これらの症状は音声も映像と同様に途切れてしまいます。
良好画面の美しさはアナログ放送に勝りますが、デジタル放送の場合はある一定の受信レベルを境に受信不可能になってしまうため、ある日突然ブラックアウトしてしまう恐れもあります。